足のしびれが数週間から数ヶ月にわたって続く場合、それは慢性的な問題が隠れているサインであり、足のしびれは何科へ行くべきかという選択がその後の生活の質を大きく左右します。慢性的なしびれで最も多いのは、やはり腰からくる神経の圧迫です。長時間のデスクワークや重いものを持つ仕事をしている方は、腰椎に負担がかかり、神経の根元を傷めていることが多いです。この場合、整形外科での牽引治療や薬物療法、ブロック注射などが効果を発揮します。しかし、整形外科に通ってもなかなか改善しない場合や、レントゲンでは異常がないと言われた場合は、別の科を検討する時期かもしれません。足のしびれは何科かという選択肢の中で、次に注目すべきは脳神経内科です。ここでは末梢神経の伝導速度を測る検査などが行え、画像には映らない神経の伝達不良を見つけ出すことができます。また、最近増えているのが、いわゆる「むずむず脚症候群」です。夜寝ようとすると足にしびれや不快感が出て眠れないという症状で、これは脳内のドーパミンに関連する異常であり、脳神経内科や睡眠外来が専門となります。さらに、中高年の方で、健康診断の結果が芳しくない場合は、必ず内科を受診してください。糖尿病性神経障害は、初期段階では自覚症状が少ないこともありますが、足のしびれとして現れた時には既に進行している場合があります。血糖コントロールを行うことでしびれの悪化を防ぐことができます。足のしびれは何科へ行くにしても、自分のこれまでの病歴や服用している薬のリストを持参しましょう。中には薬の副作用でしびれが出ることもあるからです。早期解決のコツは、複数の診療科がある総合病院や、連携の取れている地域医療機関を活用することです。しびれは、放っておくと神経が変性してしまい、手術をしても完全には消えない「しびれの記憶」として残ってしまうことがあります。そうなる前に、まずは一歩踏み出して専門家に相談することをお勧めします。