3歳で突発性発疹にかかった際、最も注意しなければならないのが高熱に伴う熱性けいれんです。この年齢の子供は脳の発達がまだ未熟であり、急激な体温の上昇に脳が耐えきれず、意識を失って体が震えるけいれんを引き起こすことがあります。突発性発疹は他の感染症と比較しても、いきなり40度近い熱が出ることが多いため、けいれんのリスクが比較的高い疾患といえます。まず、3歳の子供が急に高熱を出したときは、室温を適切に保ち、薄着にさせて熱がこもらないように配慮してください。氷嚢や保冷剤を使って脇の下や脚の付け根といった太い血管が通っている場所を冷やすことも有効ですが、子供が嫌がる場合は無理に行う必要はありません。大切なのは、こまめに水分補給を行い、脱水を防ぐことです。もし、子供の目が一点を見つめたまま動かなくなったり、全身を硬くしてガクガクと震え始めたりした場合は、落ち着いて時間を測り始めてください。多くの熱性けいれんは2分から3分程度で自然に収まります。その間、無理に体を押さえつけたり、口の中に指やタオルを入れたりしてはいけません。窒息や怪我の原因になります。嘔吐したときに備えて、顔を横に向けて寝かせ、呼吸を確保することが最優先です。けいれんが5分以上続く場合や、意識がなかなか戻らない場合は、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。3歳になると体重も重くなっているため、けいれん中の子供を抱え上げるのは大変ですが、周囲にぶつかるものがない安全な場所へ移動させて見守りましょう。突発性発疹による高熱は数日間続くため、一度けいれんを起こしたことがある子供の場合は、医師から処方された抗けいれん剤の坐薬を使用するタイミングを確認しておくことが安心に繋がります。また、熱が下がった後の発疹の時期にはけいれんの心配はほぼなくなりますが、高熱の期間中は夜間も様子を観察し、変化があればすぐに医療機関へ連絡できるよう準備しておきましょう。親がパニックにならないことが、子供を不安にさせないための最大のケアになります。事前に正しい知識を持っておくことで、いざという時に迅速で的確な対応が可能となります。
3歳の突発性発疹で気をつけたい熱性けいれんの対策